事業の本質を理解し、運用スキルに深みをだす

日本の大学を卒業後、海外で働いてみたいという思いから、上海の大学に１年間留学しました。その後上海の日系企業で、人材会社の駐在員として勤務し、海外のEC市場や電子決済の流通状況を肌で感じました。その経験から「この市場は今後世界的に拡大し、日本でも成長し続けるだろう」と思い、EC領域に興味を持つようになったんです。

当時の日本はまだまだ店頭販売や現金決済が主流で、大手・中小問わずECのノウハウを持つ企業が少なく、運用体制も整っていませんでした。そのためバルクオムに入社する前は、EC戦略コンサルタントとして、各クライアントのKPI達成に向けた戦略提案や広告運用支援を行っていました。

規模や商材を問わず、担当した全ての企業に強い思い入れがあります。「こんなに良い製品なのになぜ世の中に広まっていないのか。もっと良いショップにしたい。そしてもっと企業を成長させたい。」という気持ちが強くなるにつれ、製品開発や物流のフロー、各チャネルの販売戦略など、より多角的な視点を用いてEC事業に寄与したいと思うようになりました。

前職ではベンチャーから上場企業へ成長していく過程を経験しました。今回の転職ではその経験を生かし、成長フェーズにある企業で改めて挑戦したいと思って活動していたところ、縁あってバルクオムに入社しました。現在は製品開発、物流、デジタルマーケティングなど、今まで関わることが少なかった部門と連携することで、より高い解像度で事業を理解し、全体を俯瞰して意思決定する力を磨いています。

細やかな連携と攻めの姿勢で生み出す一体感

マネージャーとして、メンバーの能力をチームのパフォーマンスにつなげることが重要ですが、同時に事業全体を見て、より良い組織にするためには何をすべきかを常に考えています。 バルクオムは、各販路のプロモーション戦略や売上状況を互いに連携しているため、販売戦略に一体感があります。この一体感こそが、お客様と会社の双方にとって大きなメリットを生み出しています。

時には壁にぶつかることもありますが、ECモールという枠を越え、SNSやWEB広告を掛け合わせた施策を推進することも可能です。新しい試みでも論理的に理由や根拠が明確であればどんどんチャレンジできる環境のため、打ち手の自由度が非常に高く、日々トライアンドエラーの繰り返しです。 フットワークの軽さと、論理的思考が上手くかみ合っている会社だと感じています。